健康に優れたはちみつですが今回は、はちみつを食べ過ぎるとどうなる?1日の摂取量の目安などを解説いたします。
はちみつを食べ過ぎるとどうなる?1日の摂取量の目安などを解説!
健康によく、美容にもいいはちみつ体にいいからたくさん食べればもっと体によくなるか?と言えばそれは間違い。どんな食品でも食べ過ぎは絶対ダメで大体の必要摂取量ってあるものです。私たち人間の体に必要な量というものです。はちみつにも1日の摂取量の目安があります。おススメするのは、カレースプーン1杯~2杯が1日のはちみつ摂取量の目安となります。カレースプーン1杯が一般的には大さじ1杯なので、1日のはちみつ摂取量は大さじ1杯~2杯ということになります。
はちみつの効果・効能
おさらいにもなりますが、もう一度はちみつの効果・効能について説明します。
消化吸収力を高める
ハチミツが身体にいい!っていわれてるんですが、私が思うに蜂蜜の一番凄いところってここじゃないかな?って思っています。それは消化吸収力の速さです。どういったことか?
その秘密は、蜂蜜の主成分の果糖とブドウ糖です。私たちの主食であるお米などの炭水化物は消化吸収されるまでに5~6時間かかります。食物繊維も同じようにかかります。次に糖質、デンプンといられる小麦や穀物類、肉などの動物性食品の消化には3~4時間。最後が糖類なのですが、糖類でも二糖類といわれる、お砂糖や牛乳やサツマイモや水飴は消化に10分~1時間なのですが、単糖類であるはちみつはなんと数分で消化吸収されてしまうのです。
人間の体内で食べ物消化させるには大量のエネルギーを使います。食事の消化活動に約1600キロカロリーを費やしています。 それは体を維持するエネルギー全体の約70%に達する量です。 1600キロカロリーといえば、フルマラソンの完走で消費するエネルギー量に相当します。 つまり、食べ物を消化する行為は、フルマラソン並みの激しい運動なのです。よって消化吸収が早いということは、エネルギー消費を少なくできるということになります。
ハチミツって身体にエコでしょ!
胃痛・腹痛を和らげる
はちみつに微量に含まれる亜鉛やポリフェノールには、炎症を起こした胃腸の粘膜の回復力を高める働きがあるため、 胃痛や腹痛を和らげる効果 があります。胃痛の時はカレースプーン1杯のはちみつを食べることで、症状が緩和されますたという報告も出ています。
保湿効果
最近全世界で化粧品の中にもたくさんはちみつがつかられるようになりました。それはこの保湿効果によるところが大きいと考えます。はちみつには「食べる」以外に様々な効果が期待されています。保湿力の高さを活かして洗顔後のパックやクレンジングとしての利用法があります。
いつもと同じように洗顔をした後、小さじ2杯程度のはちみつを顔全体になじませてください。少ししたらよくすすいで、はちみつを完全に洗い流せば終了です。
はちみつが洗顔後も残っていた汚れの詰まりを浮かせてくれるので毛穴もきれいになりますし、保湿まで済ませてくれるのでこれだけでクレンジングもパックも済んでしまいます。
保湿効果がスゴイといわれるはちみつ。その秘密は、はちみつ中の水分量に隠されています。粘性の高いはちみつですが、実は水分含有量が20%くらいあり、小麦粉と同じくらい。「水分量が少ないのに、なんで保湿効果が高いの?」と思いますが、水分量が少ないので空気中の湿度を吸い込む吸湿性がある食べ物なのです。ハチミツ成分が含まれた化粧品が多いのもそのため。お肌の水分を逃さずに、空気中から水分を集めてくれるのでしっとり潤いのある美肌ケアに役立つといわれています。
一日の摂取目安量は?
はちみつの1日の摂取量の目安は、15g~20gと言われています。グラム(g)で言われてもわからないという方はカレースプーン1杯~2杯が目安となります。
はちみつを食べ過ぎるとどうなる?
では質問がおおかったはちみつを食べ過ぎるとどうなるか?ということに対してお答えしていきます。しかしながらあくまでも個人差があることをご理解ください。
下痢
はちみつは中にはグルコン酸という成分が微量ですが入っており、本来ならそのグルコン酸を含み腸内細菌の働きを良くし、便通を改善してくれます。しかしはちみつ食べ過ぎればグルコン酸の効果がまして逆にお腹がゆるくなり下痢や腹痛などの不快な症状の原因になる可能性があります。
気持ち悪い
甘いはちみつを多量に摂取すれば、個人差はありますが気持ち悪くなることもあります。
太る
万能なはちみつといえどもあくまでも糖分なので、食べ過ぎると太る原因にはなります。
はちみつの食べ過ぎでの注意点とは?ボツリヌス菌ってなに?
糖尿病の方にも重要食品の判断基準になる低GI食品と言われているはちみつですが、やはり摂りすぎれば太りやすくなります。はちみつに含まれる果糖を摂りすぎると、肝臓に脂肪として蓄えられ、ブドウ糖も摂りすぎるとインスリンの働きにより中性脂肪に変えられ蓄えられるため糖尿病の原因になるます。はちみつの1日の摂取量はやはり大さじ1~2杯をおススメします。
蜂蜜には様々な健康効果や美容効果があることがわかりましたが、ボツリヌス菌という菌類が含まれていることをご説明しておかなくてはいけません。一体どんな菌で、どのような影響があるのでしょうか?蜂蜜に含まれるボツリヌス菌とは土壌の中に広く存在している菌の一つで、食べても腸内細菌によって死滅するため、特に体にとって害はありません。しかし、これは大人に限ります。赤ちゃん特に1歳未満の乳幼児にはボツリヌス菌に戦う腸内細菌が少ないため、蜂蜜は食べないでください。赤ちゃんがボツリヌス菌を持つはちみつを食べると、腸内で毒素を生成して乳児ボツリヌス症を発症する可能性があります。
まとめ
健康的なはちみつには、美肌に効果的なビタミンB1・B2をはじめ、ビタミン類や、他にもビタミンB6やビタミンC、葉酸などが含まれています。また、ミネラル類も、血液に関わるマグネシウムや鉄分、骨の発達に関わるカルシウムや、ナトリウムも含まれています。体内で生成することのできない、たんぱく質の元となるアミノ酸9種類や、抗酸化作用を持つポリフェノールなども微量ではありますが含んでおります。
そのようにはちみつですが、体や美容にいいからといって食べ過ぎてはいけません。1日の摂取量であるカレースプーン(大さじ)1~2杯を目安に使用してください。
はちみつは松治郎の舗のはちみつがおススメ
はちみつ屋松治郎の舗(まつじろうのみせ)は大正元年創業のはちみつ専門店です。今年で110年のミツバチとともに国産はちみつのラインナップとして蜜匠(みつしょう)ブランドを展開しております。希少な国産はちみつを是非ご賞味ください。
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