「はちみつ白湯」レシピ!上手な作り方や効果などを解説 【監修 はちみつマイスター】
昔子供のころ風邪をひいたときなど、おばあちゃんが作ってくるた【はちみつ白湯】そのレシピを紹介します。
はちみつ白湯(みつ湯)とは?
はちみつ白湯とは名前の通り、白湯にはちみつを加えた飲み物です。別名みつ湯とも言います。そもそも白湯とは、沸かしただけの何も入れていないお湯のことであり、普段から水を飲まない人にとっては味がなく、少し飲みにくい場合もあります。はちみつを加えることで甘みが増し飲みやすくなるため、白湯を飲むのは苦手といった方にもおすすめです。
はちみつ白湯の効果
シンプルですが意外と体にいいんですよ。
お通じに(便秘ぎみの方)
白湯には内臓を温める作用があり、内臓の動きを活発にします。内臓の動きが活発になることで腸内環境が整い、便秘ぎみの方におススメまた、はちみつには微量ですがグルコン酸やオリゴ糖といった成分が含まれ、腸内のビフィズス菌を増やす作用も。白湯とはちみつを合わせたはちみつ白湯は、腸内環境を整えるのにはよいのではないでしょうか。
喉のイガイを和らげる
糖度が高く水分活性が低いはちみつには、殺菌・抗菌作用があり、水分を取り込む保湿作用があります。この高い保湿作用が荒れた粘膜の保護をし、喉の痛みをやわらげてくれます。そのため、はちみつ白湯は喉のイガイガ感じたときに有効な飲み物です。
デトックス作用など
白湯には内臓を温める作用があり、内臓の動きを活発にします。利尿作用がはたらき身体に溜まっている老廃物などの悪いものを体外に排出することで、デトックス作用も期待できます。
また、はちみつにはビタミン類やミネラル類も微量に含まれており、肌の調子を整えてくれます。白湯をかけ合わせたはちみつ白湯は身体のデトックスや、肌の調子を整えるのにぴったりな飲み物です。ダイエット効果も期待できるかも?
はちみつ白湯はいつ飲むのがいいの?
はちみつ白湯を飲むタイミングは、起床後すぐと就寝前がベストです。起床時は睡眠中の発汗に伴い、身体の水分量が不足しています。そのため、起床時に白湯を飲むことで不足した水分を補うことができ、血のめぐりが良くなります。また、就寝前も同様に白湯を飲むことで、血のめぐりが良くなり、スムーズな眠りに就くことができますよ。
1日に摂取量(目安)
白湯は1日700~800mlが目安で、コップの量に換算すると一日5~6杯程度と言われています。
しかし、はちみつ入りの白湯は飲みすぎると糖分の摂りすぎにつながります。はちみつ白湯は一日に1〜2杯程度にとどめ、ゆっくりと味わってください。朝夜1杯づつがベストではないでしょうか。
はちみつ白湯のレシピ(1杯分)
材料(一人分)
・水……200cc
・はちみつ……大さじ1/2~1杯
作り方
1. 水を鍋に入れて沸騰させる。沸騰したら蓋を開け、15分ほど沸かす
2. 火を止めて、40〜50℃になるまで冷ます
3. はちみつを入れてよくかき混ぜる
注意点:はちみつは白湯の温度が下がってから入れる
はちみつに含まれる酵素は、60〜70℃程度になるとはたらきが悪くなってしまい、風味も弱くなります。その作用を最大限に活かすためには、白湯の温度が40〜50℃程度に下がってからはちみつを混ぜ合わせるようにしましょう。
アレンジはちみつ白湯のレシピ
1. 生姜(しょうが)を入れる
基本のはちみつ白湯に、すりおろしたしょうがを小さじ1/2杯程度入れてよく混ぜます。やさしい甘さのはちみつ白湯に、しょうがのスパイシーな風味がプラスされ、大人の味わいです。しょうがの量はお好みで加減してください。しょうがの繊維が気になる場合は、しぼり汁のみを使用しましょう。生姜はちみつをそのまま使ってもらってOK
2. はちみつ甘梅を入れる
基本のはちみつ白湯に、はちみつ梅を1粒入れるアレンジ。はちみつ梅を潰しながら飲むのがおすすめです。梅の甘酸っぱさとしょっぱさがくせになります。はちみつ梅の種類によって、味が変わりますよ。いろいろな種類のはちみつ梅で試してみてくださいね。はちみつ甘梅がおススメ
3. ハニレモを入れる(レモン汁)
基本のはちみつ白湯に、薄切りのレモンを浮かべます。レモンをつつきながら飲むと、爽やかな酸味が口の中に広がりますよ。レモンの防カビ剤が気になる方は、国産の防カビ剤不使用のものを選んでください。生のレモンがない場合は、レモン汁やハニレモでも構いません。小さじ1杯程度から、味見をしながら入れましょう。
4. はちみつ大根
1cm角に切った大根100gに、大さじ1杯のはちみつをなじませ、2~3時間ほど置いて作るはちみつ大根。そのシロップを、はちみつ白湯に入れて飲みます。大根のほどよい辛みと、はちみつのやさしい甘さがよく合いますよ。残った大根は、そのまま食べたり、和え物にしたりして食べてくださいね。
はちみつ白湯注意点
健康にとても良いはちみつ白湯ですが、作るうえで注意しておきたいことがあります。1歳未満のお子さんは、はちみつ白湯を飲んではいけないということです。理由は、はちみつに含まれるボツリヌス菌が、消化器官が未熟な1歳未満のお子さんにとって毒素であるからです。そのため、1歳未満のお子さんがいるご家庭では、誤ってお子さんがはちみつ白湯を飲まないように注意しなければいけません。
はちみつ白湯まとめ
はちみつのいいところと、白湯のいいところを兼ね備えた、はちみつ白湯。疲れたときや、体調を整えたいとき、ほっと一息をつきたいときに、おすすめしたい飲み物です。やさしい甘さのはちみつ白湯で癒されながら健康な生活を送ってみませんか?
はちみつ白湯よくある質問
Q、太らないですか?
A はちみつは糖質なのでとり過ぎれば太ります。1日の目安としてはちみつ大さじ1杯を心がけてください。
Q、どんな蜂蜜でも大丈夫ですか?
A 基本純粋はちみつなら問題ありません。ただしはちみつにより甘みの違いはでます。