マヌカハニーとは~一般的なはちみつと何が違うの?残留農薬は?
健康は日頃の食生活からという考え方が定着しつつある昨今、人気が高まる「マヌカハニー」。
いろいろな効能が報告しれている、マヌカハニーといえば
「のどがイガイガしたときにでしょ?」「え?花粉症でしょ?」
「ピロリ菌じゃないの?」「免疫力でしょ?!」と、人によって認識はさまざまです。
しかしながら科学的根拠が明確にあるわけではないのです。
あくまでも先住民のマオリ族では「民間万能薬」として重宝され、ニュージーランドで研究されています。
その知恵が受け継がれ愛されるマヌカハニーの魅力をご紹介します。
マヌカハニーとは~一般的なはちみつと何が違うの?~
ニュージーランドのごく一部の地域で原生するマヌカの木。
先住民のマオリ族はマヌカを「復活の木」と呼び、古くから万能薬として健康維持に役立てていました。
そのマヌカの花から採れるはちみつが、マヌカハニーです。
マヌカハニーが一般的なはちみつと違う点は、高い抗菌力(抗炎症力)。
風邪や花粉症など、人のあらゆる病気はウイルスや炎症によるものですが、
それらに対する高い抗菌力(抗炎症力)から、たくさんの効能が報告されています。
マヌカの原産国となる ニュージーランドでは医療機関でも用いられているようです。
マヌカハニーの抗菌力の成分~MGO~
古くから親しまれるものの、なぜマヌカハニーにだけ高い抗菌力が存在するのか?
ということが解明されたのは2008年とつい最近。
世界中で研究が進む中、マヌカハニーに特別に含まれる物質「MGO(メチルグリオキサール)」
の存在が明らかになりました。
そのMGOが1kgあたり何mg含まれているかを表したのがMG値。
「MG50+」 「MG150+」 「MG550+」などと表示されています。
数値が大きいほどMGOの数値が高くなり、値段も高くなります。
抗菌作用の強さを数値「UMF」
「UMF」とは「Unique Manuka Factor」の略。といわれてもピンとこないですよね。わかりやすくいうと「マヌカのグレードを表す世界基準の数字」。マヌカハニーがもつ抗菌作用がどれくらい強いのかを数字で示したものです。
UMFは「UMF+5/UMF+10/UMF+15/UMF+20/UMF+25」のように表記されていて、ニュージーランドではUMF+10以上のものを「アクティブマヌカハニー」と呼んでいます。
私の個人的意見ですが、UMF+5で十分ではないか?と思います。
もちろん数字が高くなればなるほど貴重になるので値段もあがります。たしかに高い効果が期待できるかもしれませんが、健康のためにもできれば毎日摂りたいもの。自分のお財布と相談しながら選んでみてくださいね。
ニュースでも報道、マヌカハニーの残留農薬問題
一時期、当店にも「マヌカハニーに残留農薬はありませんよね?」といった問い合わせがありました。
後でわかりましたが、一部報道でマヌカハニーの残留農薬問題が取り上げられたそうです。
たしかに安いものではないし、健康のためと思って採っていたものに、農薬が含まれていたらショックですよね・・。
コロナ渦でマヌカハニーの力が知られた今、様々なマヌカハニーが増えたのも事実なので、
消費者もしっかりと見抜かなければなりません。
マヌカハニーの選び方など
マヌカハニーを選ぶ際、商品ラベルに記載のUMF・MGOといった表示が参考になります。UMF・MGOはともにマヌカハニーの品質基準の指標で、それぞれの数値は抗菌作用の高さを表しています。グレードの高いマヌカハニーは抗菌作用が高い分、独特の風味があります。はじめての人はグレードの低いものを選ぶのがおすすめです。
美味しくいただいて、健康意識を高めよう。
たくさんの効能が世界中で報告されているマヌカハニー。
濾過機にもこだわり、プロポリスもそのまま入っているのも嬉しいポイントです。
ただし、マヌカハニーに含まれる酵素や栄養素は熱に弱いため、熱いお飲み物に入れたり、
温めてお召し上がりなると、せっかくの効能が弱くなってしまいます。
その恩恵を受ける最良の方法は、シンプルにそのままいただくこと。
のどの調子が少し悪いかな?というときはもちろん、夜寝る前や、朝のお目覚めのタイミングなど、
スプーン1杯の美味しいマヌカハニーで、元気にお過ごしください。
マヌカハニーよくある質問
マヌカハニーと普通のはちみつの違い
MGO(メチルグリオキサール)の含有がマヌカハニーは普通のはちみつより高いです。
マヌカハニーの残留農薬は大丈夫
ニュース報道後、ニュージーランド政府の検査も高まっており、現在輸入されているマヌカハニーはおおむね安心です。
マヌカハニーをどこで購入すればいい。
日本にもはちみつ専門店があります。はちみつの専門店で購入することをおススメします。