弊社のネットのお問合せでも上位のご質問が、【妊婦さんは、はちみつ食べても大丈夫?】というお問合せ。この内容について今回は解説したいと思います。
妊娠中、はちみつ食べて大丈夫?
結論から先言いますと、【妊婦さんがはちみつを食べても全く問題ありません。】という事になります。ではなぜ大丈夫なのか?を解説していきます。
はちみつを食べてはいけないのは1歳未満の乳幼児
多分1歳未満の乳幼児が食べてはいけない!という話から派生して、妊婦さんもダメなのでは。。。。という話になってきたのだと推測できます。
1歳未満の赤ちゃんにはちみつを食べさせてはいけない理由は、はちみつには「ボツリヌス菌」が含まれていることがあり、赤ちゃんがはちみつを食べてしまうと「乳児ボツリヌス症」にかかってしまう可能性があるからです。 https://youtu.be/ApgkuB7j4C8
乳児ボツリヌス症とは?
ボツリヌス菌はまだ腸内環境が整ってない状態で摂取すると腸の中に定着し、増殖を始めます。そして増殖したボツリヌス菌が強力な毒性を発生させ、「乳児ボツリヌス症」を発症させてしまう危険性があるのです。 つまり腸内環境が整っている成人女性は、乳児ボツリヌス症を発生することはありません。 <詳しくは>
妊娠中にはちみつを摂るメリット
逆に妊娠中は普段よりはちみつを食べていただくことをおススメします。どうしてか?
はちみつのメリット1 風邪ケア
妊娠中はお薬などが飲めなくなります。風邪などひいてしまったら大変。そこで古くから、のどの痛みや咳などの症状を和らげるのに蜂蜜が利用されてきました。近年、蜂蜜による風邪症状の緩和効果や、炎症を抑える効果なども研究されています。
<詳しくは>
はちみつのメリット2 エネルギー補給
はちみつの成分は、糖質、水分、アミノ酸、有機酸、ミネラル、などから構成されています。そのうち、糖質成分が全体の80%近くを占め、天然の甘味成分が多く詰まっています。はちみつの糖質は体内で素早くエネルギーとして変換できるため、エネルギー補給にぴったりの食品です。
はちみつのメリット3 腸内環境
はちみつの糖分は、ブドウ糖や果糖のほか、オリゴ糖などが存在することがわかっています。オリゴ糖には整腸作用や、ビフィズス菌などの腸内細菌を増やす働きがあり、腸内環境には有効と考えられます。
妊婦さんにおススメのはちみつレシピ
(りんごのすりおろしはちみつ)
ヨーロッパには「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがあるくらい、りんごには豊富に含まれるペクチンという食物繊維があり腸内の粘膜を保護する働きと、整える働きがあります。
材料
りんご 1個
はちみつ 少々
作り方
- りんごを摩り下ろす。
- お好みではちみつを適量かける。
食べ方
すりおろしりんごを食べるだけ
メモ
りんごは保存性がないため、その都度作った方がベターです。
(マヌカハニーヨーグルト)
ヨーグルトを水切りすれば、サワークリームやクリームチーズのような味わいに早変わり!!ヨーグルトと一緒に食べるとピロリ菌を抑えるといわれている、マヌカハニーの独特のコクと香りがとても良く合う、美味しくて身体に優しいデザートに。
● 材料(1人分)
ヨーグルト 100g
マヌカハニー ティースプーン2杯
● 作り方
1.水切りしたヨーグルトにマヌカハニーをかける。
2.好みでフルーツを添え完成。
はちみつレシピ集をご覧ください。<はちみつライフアドバイザーYuki監修>
(はちみつラッシー)
一般的なラッシーの材料は、ヨーグルトと牛乳。 甘味をプラスするために、はちみつやフルーツを混ぜ合わせる場合もあります。 ドロッと濃厚なものから、サラサラと飲めるものまで、テイストはさまざまです。
● 材料(2人分)
無糖ヨーグルト 200g
牛乳又は豆乳(オーツミルク) 200ml
はちみつ(A) おおさじ3杯
レモン汁(A) こさじ2杯
● 作り方
1.ボウルにプレーンヨーグルト、牛乳と(A)を加えて混ぜ合わせます。(ミキサーにかけてもOK)
2.氷を入れたグラスに1を注ぎます。
3.ミントを飾ったら完成です。
はちみつレシピ集をご覧ください。<はちみつライフアドバイザーYuki監修>
(はちみつスムージー)
● 材料(2人分)
・バナナ……1本
・牛乳……100cc
・ヨーグルト……50cc
・はちみつ……大さじ1杯
・レモン汁……小さじ1杯
● 作り方
ひんやりと冷たいバナナスムージーを作りたい場合は、氷を3個ほど加えるか、バナナをあらかじめ凍らしてからミキサーにかけてみてください。
1.バナナを適当な大きさに切り、すべての材料とミキサーの容器に入れる
2.なめらかになるまでミキサーにかけて完成
はちみつレシピ集をご覧ください。<はちみつライフアドバイザーYuki監修>
まとめ
妊娠中でもはちみつを食べてもらって問題ありません。逆に栄養バランスが崩れやすく食欲不振になりがちな時期には積極的にはちみつを食べていただければと考えます。