お花のほのかな香りと優しい甘さが特徴のはちみつですが、カロリーや糖質がどのくらいあるのか気になりませんか?
甘いはちみつだからどうしても食べると太るかな?と避けれれるも多いのでは??
そこで今回の記事では、はちみつのカロリーや糖質の量を、その他の甘味料とも比較しながら解説していきます。はちみつを使ったおすすめレシピもご紹介しますので、はちみつ好きの人もそうでない人も、ぜひ参考にしてみてください。
はちみつの糖質量は多い?
ご質問の多いところで、れんげはちみつ・アカシアはちみつ・花々はちみつ・みかんはちみつ・そばはちみつやリンゴはちみつ・日本ミツバチのはちみつのように、いろいろな種類があるはちみつだが、含まれる糖質量はどれくらいなのだろうか。
はちみつの糖質やカロリーは?
トーストやヨーグルトにかけて食べることの多いはちみつだが、そんな、はちみつのカロリーと糖質をみていきましょう。はちみつの100gあたりのカロリーは329kcalで、糖質は81.9g含まれています。
また、はちみつは大さじ1杯(22g)あたりだと、カロリーは約72.3kcal、糖質は約18gです。
ビタミンやミネラルが含まれる天然甘味料であるはちみつは、普通の砂糖よりもカロリーや糖質が低くなっています。
甘味料の種類と糖質とカロリー
はちみつのカロリーや糖質がそのほかの甘味料と比較して検証してみよう。
砂糖
砂糖と一言でいってもいろんな種類があるので皆さんが日頃よく使うであろう代表的な2種類をご紹介します。
【上白糖】
料理にもよく使う砂糖である、上白糖についてです。
上白糖の100gあたりのカロリーは391kcalで、糖質は99.3g含まれています。
【グラニュー糖】
コーヒーの甘みなどによく使われている上白糖より純度の高いグラニュー糖の100gあたりのカロリーは393kcalで、糖質は100g含まれています。
わずかにですが、グラニュー糖の方が上白糖よりもカロリーや糖質が多くなっています。
水あめ
水あめは製法によって酸糖化と酵素糖化に分けられる。それぞれのカロリーと糖質量を紹介しよう。
【酸糖化水あめ】
酸糖化水あめの100gあたりのカロリーは341kcalで、糖質:85.0g含まれています。
【酵素糖化水あめ】
酵素糖化水あめの100gあたりのカロリーは342kcalで、糖質:85.0g含まれています。糖質もカロリーもほぼ変わらないのがでしょうか。
メープルシロップ
カナダのケベック州が原産のカエデの樹液で作られた天然の甘味料
メープルシロップ
カロリー266kcal、糖質 66.3gとろりとしていて、はちみつと似ているメープルシロップだが、カロリーははちみつより低く、含まれる糖質量も少ない。
糖質制限中に食べても大丈夫?
お医者さんに糖質制限などを指導されている方は、はちみつのような80%以上が糖質の食品は、不向きな食材といえます。血液中の中性脂肪値の高さは、動脈硬化の危険因子や糖尿病の引き金につながることが多いといわれています。
はちみつは砂糖の代用になる?
確かの糖質制限までかかっていると難しいですが、甘味料の中では大変有効的なはちみつであるのは間違いない。先述したように、はちみつは砂糖よりカロリーと含まれる糖質の量が低い。さらに、はちみつは、少ない量でも甘みが立ちやすいという特徴がある。同程度の甘さになるように調整して、砂糖の代わりにはちみつを使用すれば、わずかではあるが糖質オフにつながる。
はちみつが血糖値に与える影響
はちみつは、血糖値を緩やかに上げて、長時間血糖値を安定させる働きがあります。ブドウ糖と果糖がバランスよく入っていることが、この血糖値の安定を作ってくれていると考えられています。
寝る前のはちみつ1杯
最近の報告で、寝る前のスプーン1杯のはちみつが睡眠改善になるという報告記事が紹介されました。通常、人の体は就寝中は血糖値が下がらないような仕組みが備わっており、ただこれが、日中のストレスが強い、夕食で糖質制限をして糖質が不足しているなどがあると、寝ているときに低血糖になってしまうようです。
低血糖になると、体内では血糖値を上げようと「コルチゾール」というホルモンが作られ、コルチゾールは肝臓に働きかけて、血糖値を維持します。これは低血糖という危機的な状況から抜け出るために非常に重要な反応です。ただコルチゾールは血糖値だけではなく、体全体を興奮させるので、目を覚まさせたり噛みしめを起こしたりして、睡眠の質を下げることにもなります。
この夜間低血糖を予防するために有効なのが、「寝る前のティースプーン1杯のはちみつ」なのです。
糖尿病では控える方が良いのか
結論から申しますと、基本的には控える方が良いでしょう。例外として国産アカシアはちみつなどは、低GI食品ですが、はちみつ全般から考えると。。。
その理由は、糖尿病では糖質の量をコントロールする必要があるからです。しかし、どうしてもはちみつを食べたいという方のために、下記にてポイントをお伝えしますね。
糖尿病でも大丈夫なはちみつの食べ方のご紹介
はちみつの量は1日あたり、小さじ1程度にします。そうすると糖質は約4gとなり、血糖値に大きな影響を与えるリスクは少ないでしょう。砂糖の代用として料理に使う程度にすると安心です。
はちみつレモン
レモンには抗糖化の働きがあると言われています。ちなみに抗糖化とは「糖化を防ぐこと」です。具体的には糖化が原因で発症する動脈硬化や白内障などのリスクを減らし、また糖化が進行して起こる糖尿病を防ぐことでもあります。
そんな効果のあるレモンに少量のはちみつを加え、はちみつレモンを作ってみました。
【作り方】
①レモンはよく洗ってヘタを切り落とし、薄くスライスする。
②ふた付きの瓶にスライスしたレモンを入れて、はちみつを加える。
③冷蔵庫で2日ほど置いて、完成。
※1日あたり、はちみつレモンは1枚までにします。もも肉のソテーに加えたり、オリーブオイルと混ぜてドレッシングとしてサラダに活用すると美味しいですよ。
ヨーグルト
ヨーグルトとはちみつを一緒に摂っていただくのもいいと思います。これはヨーグルトにはちみつをかけるだけいたってシンプルです。
まとめ
はちみつの100gあたりのカロリーは329kcalで、糖質は81.9g含まれています。また、はちみつは大さじ1杯(22g)あたりだと、カロリーは約72.3kcal、糖質は約18gです。他の甘味料と比べてと糖質もカロリーも少なめ。しかしながらお医者様から糖質制限の指導や糖尿病と診断されている方は基本的には避けた方がいいが、ダメなわけではない。
用量を意識してはちみつを食べてると効果的な作用があることが分かった。
はちみつは松治郎のはちみつがおすすめ
どのようなはちみつが自分に向いているかは、はちみつ診断をおススメしています。一度診断してみてください。