そもそも「新蜜」って?
「新茶」という言葉は一般的ですが、「新蜜」は蜂屋の世界でしか使われていない言葉かもしれませんね。
今の季節になると、松治郎の舗には「今年の新蜜はいつ?」という、お客様からの問い合わせがひっきりなしなんですよ! 1年分のはちみつを、この時期にまとめて買っていかれるお客様もたくさんいらっしゃいます。
新蜜ですが、そもそもはちみつというのは紛れもない農産物です。まさに自然の恵み。そりゃそうですよね。ミツバチが花から集めた蜜そのままですから。
農産物である以上、新鮮なものが1番。はちみつの新鮮度は、やはり花の香りに表れます。
採れたてのホーレンソウと、1年前の冷凍ホーレンソウ、おいしいのはどちら?
聞くまでもありませんよね。
はちみつは、確かに腐りません。保存性に優れた食品ですが、どうせ買うならこの時期の方がおいしいし、香りがいいのです。
はちみつファンなら、実は皆さん知っている事実です。
巣を絞って遠心分離機から出てきた、まさにその味を是非一度ご賞味あれ!
さらっとしたやさしい味わいが人気。はちみつの王道「アカシア蜜」
ここ数年、稀少な「れんげ蜜」に代わって国産はちみつの代表の地位を築いてきた「アカシア蜜」。
植物の正式名は「ニセアカシア」という寒地の木本蜜源で、はちみつ特有の結晶化が起こりにくいのが特長です。ビンの向こうが透き通って見えるほどの透明感で、以前、お客さまから「これ、はちみつ?」とまで言われたことがあるほど。やわらかな香りとくせのないやさしい味わいが人気です。
そんな比較的ポピュラーなアカシア蜜ですが、今年に限っては大変貴重な蜜となっています。アカシアの開花期はわずか約1週間と短く、本来なら移動して採蜜するのに忙しいのですが、今年、信州では開花時期に気温が低くてほとんど採蜜できず、北海道ではアカシアの木に虫が発生…。今年はわずかの量しか採蜜できておりません。
1年分のアカシア蜜を確保できない状況なのです。これじゃなきゃダメ!というお客様も多いので本当に心苦しいのですが、わずかなアカシア蜜、どうぞ大切にお召し上がりください。
ミツバチたちが一生懸命集めた国産はちみつ。その自然の美味しさをお楽しみ下さい。
【おすすめの食べ方】
クセが少ないので、お料理やお菓子作り・コーヒーや紅茶にお砂糖の代わりとしてご利用してみて下さい。どんな食品、料理にも合います。
国産蜂蜜の年々採蜜量が減ってきております。これからはとても貴重なものとなってきています。どうぞ大切に味わってください。
白く固まることがありますが、決して腐っているわけではありません。湯煎にかけていただくと、元の色に戻り、美味しくお召し上がりいただけます。
この商品のレビュー
- Avg. Stars ( 1 ) : ★★★★★
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2023/07/31 K・Tさん ★★★★★
新蜜アカシアここ数年美味しく頂いております。少々お高いですが、味がまろやかでスーパーで買ってくるものと全く味が違い、とてもおいしくハチミツは松治郎でと思っています。
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信州、東北、北海道で採蜜してとれたはちみつです。
さっぱりとしてクセのない香りと上品な甘みが特長です。
清楚な白いアカシアのお花のごとく、とてもサラッと、くせがなくやさしい味わいです。
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